再開!

なぜか行間が空きすぎてしまうのだけれどどうしてでしょう?ずっと前に書いていた記事だと行間詰まってるんだけどなあ。なんか違うのかしら(笑) いきなりピンチ!(追記)と思ったら大丈夫だった!!やったー!

真下五一,1971,『芥川賞の亡者たち』(R出版・東京)

目次は略芥川賞受賞者の属性が多様化 彼は選考委員ではないので,第三者としての立場で語られたのだろうが,やはり主催者が主催者だけに頭から毒づくわけにはいかなかったろう.だが先の沖縄作家や,続いての外地育ちの作家などの例,それにそれ以降,学者台…

永井龍男(他),1979,「芥川賞の研究―芥川賞のウラオモテ」(みき書房・東京)

目次 1.芥川賞の歴史と背景―芥川賞のウラオモテ― (略) 2.芥川賞と私―受賞作家十八人の肉声― (略) 3.芥川賞の現在―受賞の隘路を衝く― (略)永井龍男と佐佐木茂索との対談.佐佐木の発言 佐佐木(強調原文)(前略)或る種の匿名批評家は「宣伝もあ…

佐高信,2004,『城山三郎の昭和』(角川書店・東京)

目次は略城山の作家になる原体験 評論家の伊藤肇を司会とし,山崎豊子,秋元秀雄,三鬼陽之助,それに城山というメンバーをそろえた座談会「事実は小説よりも奇なり」(『財界』一九七三年五月一五日号,六月一日号掲載)で,城山は,/「作家になろうと思っ…

猪瀬直樹,2007,『作家の誕生』,(朝日新書・朝日新聞社・東京)

第1章 投稿という新しいネットワーク 第2章 スキャンダルとメディア 第3章 サラリーマンとフリーランサー 第4章 一発屋の登場と「文藝春秋」の創刊 第5章 文学青年二万人と市場の拡大 第6章 イメージリーダーの交代 第7章 事件を起こす,素材を集める 第8章 …

池谷裕二,2007,『進化しすぎた脳 中高生と語る[大脳生理学]の最前線』(ブルーバックス・講談社・東京)

第一章 人間は脳の力をつかいこなせていない 第二章 人間は脳の解釈から逃れられない 第三章 人間はあいまいな記憶しかもてない 第四章 人間は進化のプロセスを進化させる 第五章 僕たちはなぜ脳科学を研究するのか身体の各部分とその部分をつかさどる脳の部…

西島九州男,1982,『校正夜話』(エディター叢書・日本エディタースクール出版部・東京)

目次は略.以下おもしろかったところ,気になったところ. 西島氏が最初に勤めたのは警眼社(日本橋区=現中央区). その時分の出版社というのは非常に小規模のものです.新潮社が当時新しい建物を建てたとき「ナナ御殿」といって評判になった.『ナナ』と…

杉森久英,1966,『滝田樗陰 ある編集者の生涯』(中公新書・中央公論社・東京)

序章 ―樗陰とその時代 第一章 文芸欄を設けるまで 第二章 新人の発掘 第三章 嶋中雄作と波多野秋子 第四章 熱と意気の人 樗陰の権勢を物語るエピソード.新人発掘の場面. 「滝田樗陰の人力車がはじめてうちの前にとまったときの嬉しさは,わすれられないね…

坪内祐三,2006,『「近代日本文学」の誕生 百年前の文壇を読む』(PHP新書・PHP研究所・東京)

はじめに 明治三十二(一八九九)年 「金色夜叉ブーム」―若き文豪尾崎紅葉 明治三十三(一九〇〇)年 新たな浪漫主義の興り―與謝野鐵幹『明星』創刊 明治三十四(一九〇一)年 「個人主義」への転向―高山樗牛「美的生活」 明治三十五(一九〇二)年 海外に向…

茂木健一郎,2004,『脳と仮想』(新潮社版・新潮社・東京)

序章 サンタクロースは存在するか 第一章 小林秀雄と心脳問題 第二章 仮想の切実さ 第三章 生きること,仮想すること 第四章 安全基地としての現実 第五章 新たな仮想の世界を探求すること 第六章 他者という仮想 第七章 思い出せない記憶 第八章 仮想の系譜…

大東和重,2006,『文学の誕生 藤村から漱石へ』(講談社メチエ・講談社・東京)

序章 文学の新紀元―日露戦後新文学の勃興 第一章 技術批評を超えて―島崎藤村『破戒』の表層と深層 第二章 自己表現の時代―〈国木田独歩〉を読む〈私〉 第三章 読むことの規制―田山花袋『蒲団』と作者をめぐる思考の磁場 第四章 文学の〈裏切り〉―小栗風葉を…

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TESTTEST 引用文です.*1 *1:説明はここですよ!